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主婦目線の子育てしやすい家づくりと間取り実例

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主婦目線の子育てしやすい家づくりと間取り実例

子育て中のママにとって、マイホームでは家事と育児を無理なく両立できるのが理想ですよね。とはいえ、実際にどんな間取りなら子育てしやすくて、家事もスムーズにはかどるのか、わからないことも多いはず。そこで「どんな間取りプランが子育てに役立つの? 」「子どもが伸び伸び育つ住まいとは? 」など、主婦目線からの家づくりについて考えてみましょう。

実際に子育て重視のマイホームを建てて、家族で理想の暮らしを楽しんでいる実例もご紹介。「こうしておけばよかった! 」というリアルな失敗例も、ぜひ参考にしてみてください。

子育てママの先輩たちの家づくりでの失敗事例・後悔談が知りたい

まずは子育てママたちの家づくり失敗談からご紹介します。体験者でなければ気づかないポイントがたくさん! 奮闘するママたちの苦労が伝わってきます。

  • ●「わが家は3 階建てで、LDK が1 階、物干し場が3 階なので、洗濯物を干しに行くのが大変なうえ、子どもを1 階に置いていくのが不安。結局、リビングで洗濯物を全部ハンガーにかけてから3 階に運んで、物干し竿にかけるだけにしていますが、かさばるので1 回では運びきれず、何度も往復しています」

  • ●「室内のドアをすべてレバーハンドルにしたら、子どもにも開けやすいので、ほかの部屋へ自由に行ってしまう。先日は玄関ホールに出てしまい、土間に転落! 幸いケガはなかったけど、大騒ぎになりました」

  • ●「リビング階段を手すりのないデザインにしたら、ベビーゲートをつけられなくて困っています。子どもが一人で上がっていかないように、いつも見張っていなければなりません。階段の見た目はかっこよくて、気に入っているのですが……」

  • ●「オープンキッチンは子どもを見守れていいのですが、子どもも自由に入れてしまうので、引き出しを開けてしまったり、鍋を運んでいるときに飛びつかれたりして、不便に感じることもあります」

  • ●「キッチンの掃除が苦手なので独立型キッチンを選びましたが、料理をしながらこまめにリビングをのぞいて、子どもの様子をチェックしなければなりません。やっぱり対面式にしておけばよかった」

  • ●「キッチンとおふろを別のフロアにしたのが失敗。夕飯を作りながら子どものおふろを見にいくとき、いちいち階段を上らなければなりません。子どもが呼んでも聞こえないので、入浴中に何かあったら……と思うと不安です」

  • ●「子ども部屋が3 階、夫婦の寝室が1 階なのですが、夜中に子どもの具合が悪くなったときに気づきにくいのが難点。やっと子ども部屋で寝てくれるようになったのに、一度病気をしてから、また寝室で一緒に寝ることになりました」

  • ●「洗面室が2 階にあるせいか、子どもの手洗いの習慣がなかなかつきません。1 階で玄関やリビングに近ければ、もっと使いやすかったかも」

  • ●「トイレが狭いので、子どものお世話をするのが大変。自分も子どももイライラします。補助便座などを置くスペースもないので、結局床置きになり、掃除がしにくいのも悩みです」

  • ●「トイレに窓がなくて暗いせいか、子どもが入るのをいやがり、トイレトレーニングにすごく時間がかかりました」

子育てしやすいエリアってどこ?

子育てがしやすい街には、どんな特徴があるのでしょうか? これは実際に家づくりをスタートする前にぜひ考えておきたいテーマです。こちらでは、子育て中のファミリーにとって住みやすい街の特徴や、関東・関西・東海での人気エリア、子育てしやすい土地の探し方などを詳しくご紹介しています。

後半では、子育てしやすい間取りプランについての考え方もご紹介。エリア探しについてのアドバイスとあわせて、ぜひ参考にしてみてください。

子育てしやすい街とは?子育て世代におすすめの街やエリア選び&家づくりのポイント

2016.03.11

主婦目線の子育てしやすい家・間取りとは?具体的なプランも知りたい

次に子育てしやすい間取りの条件について考えてみましょう。家づくりにはさまざまな考え方やテクニックがありますが、特に「主婦にとって子育てがラク」にポイントをしぼって、いくつかの条件を挙げ、その解決策となる具体的プランの考え方について紹介します。

 

  • 家事をしながら子どもに目が届く

ママからの要望NO.1といえば、このポイント。家事の手を休めなくても子どもの様子がわかれば、親子どちらにとっても安心感があり、家事の時短にもつながります。

Q.どうすればいいの?

A.キッチンを家の中心にする

キッチンに立っている状態でフロア全体を眺め渡せれば、家事の手を休めなくても子どもの様子がわかり、自然と見守ることができます。そのためにはキッチンとLD、階段などをオープンにつなげ、見通しよくプランすることが大切。子どもが学校に上がったあとも、帰宅した子どもと顔を合わせやすくなります。

 

  • 夫が子育てや家事をサポートしてくれる

パパも子育てや家事に参加してくれれば、ママの負担がぐんと軽くなるはず。ぜひサポートを受けやすい間取りを考えたいところです。

Q.どうすればいいの?

A.キッチンを複数でも使いやすくする

トイレやおふろ掃除などは家事分担するとして、最も滞在時間の長いキッチンでの調理や後片付けなどは、夫に無理なく手伝ってもらえるようにしたいですね。そういう意味では、キッチンを複数の人数でもストレスなく使えるようにするのが理想的です。たとえばアイランドカウンターを四方から囲めるオープンキッチンなら、行き止まりがないので人が滞らず、夫婦で同時に作業しやすいはず。両親がキッチンにいると、自然と子どもたちのお手伝いにもつながります。

「キッチンからフロア全体を見渡せる」という条件も兼ね備えています。

  • 子どもが伸び伸び遊べる家・間取りとは?

せっかくの一戸建てのマイホームなら、子どもが自由に遊べる住まいにしたいもの。デッキや庭などの外空間まで遊びの場にできればベストです。

Q.どうすればいいの?

A.室内と外空間の一体感をもたせる

テラスやバルコニーとLDK の一体感がある住まいでは、子どもの遊び場が外へと広がっていき、より伸び伸びと活発に遊べます。もちろん自宅の敷地内なので、道路で遊ぶより安全。こうした外空間をキッチンから見通せるようにすれば、家事をしていても外遊びの様子を見守れます。

子どもが自分でお片づけなどをしてくれる家・間取りとは?

子どもがある程度大きくなったら、自分のことは自分でできるのが理想的。子どもの自主性や積極性を育てることで、ママの負担軽減につながります。

Q.どうすればいいの?

A.子ども部屋をつくり込まない

子ども部屋のプランは、子ども自身の創意工夫を生かせることを重視して。室内の内装や収納スペースはあまり造りこまないようにして、本人が自由にアレンジできるようにしておきましょう。「自分の部屋をもらった! 」という喜びが、子どもの積極性や自立心を育て、お片づけの習慣も自然と身につきます。

なぜ家事動線・収納動線を考える必要があるの?

家事動線がスムーズだと、子育てにもメリット大。その理由は、「家事」と「子どもの見守り」を同時進行しやすくなるからです、

たとえば、キッチンと洗面室が離れている家で、料理をしながら洗濯をしようとすると、それだけで家の中を長く移動しなければなりません。さらに子どもの見守りが加わると、キッチン~洗面室~子どものいるリビングを行ったり来たりすることに。収納動線も同様に、ものをしまいに行く移動距離が長いと、それだけ子どもから目を離す時間が長くなり、急いで収納しに行って戻ってくる、の繰り返しになることも。

 

もしキッチンと洗面室が近く、さらにキッチンからリビングを見渡せるプランなら、家事をするときの移動距離が短く、子どもにも無理なく目が届きます。収納スペースも生活空間から近ければ、子どもの見守り時間を長くとれますよね。

 

こうした便利な家事動線・収納動線を考えるときに大切なのは、「自分の毎日の生活パターン」を見直してみること。朝起きてから夜寝るまでの自分の行動をイメージして、「どのスペース同士が近いと動きやすいか」「どこにそのスペースがあれば、子どもを見守りやすいか」を考えてみましょう。動線のほかにも、「その場所で自分が家事をしているシーン」を思い浮かべてみるのもポイント。家事の省力化につながる設備や、収納プランなどを考えるときに役立ちます。

家事・育児・収納動線がスムーズな間取りってどんなの?

ここでは家事動線の短い間取りや、育児動線のスムーズな間取りについて、具体的なアイディアをご紹介しましょう。

 

  • 水回りが一か所にまとまっている

キッチン・洗面室・浴室がひとつのエリアにまとまっていると、調理・後片付け・洗濯・おふろ掃除などをするときの家事動線が短く、同時進行もラクになります。キッチンでごはんを作りながら、子どものおふろの様子を見にいくときにも便利です。

 

  • キッチンと階段の距離が近い

朝起きたらまずキッチンに直行するかたは多いのでは? コンロにやかんをかけ、炊飯器のスイッチを入れてから、洗濯機を回したり、子どもを起こしに行ったり……こうした朝の家事は、キッチンと階段の距離が短いほうがラクになります。1 階キッチンの場合は、階段の降り口からなるべく遠回りせずにキッチンに入れるようにするのがポイントです。

 

  • クローゼットに廊下からも出入りできる

ウォークインクローゼットが寝室の奥にあるプランでは、一度寝室に入り、室内を通過してからクローゼットに入ることになるため、収納動線が長くなりがち。寝室の入り口の近くにウォークインクローゼットをつくり、廊下からも出入りできるようにしておけば、この動線がぐんと短くなります。

 

  • 衣類を一か所にまとめて収納できる

家族全員の衣類を一か所にまとめる「ファミリークローゼット」もおすすめ。各部屋に衣類をしまいに行くより収納動線が短くてすみ、子ども服の管理もしやすくなります。

子育てしやすい間取りアイデア・実例が知りたい!

子育てしやすい間取りを考えるときも、参考になるのはやっぱり実例ですよね。ここでは実際に子育てしやすい家を建てて、便利さを実感しているお宅をご紹介します。水回りのレイアウトをはじめ、動線計画や収納計画なともチェックしてみて。

ケース1

LDK にユーティリティをつなげたプランが家事ラク・子育てラクに効いた!

3 階建ての2 階をLDK にしたM さんのお宅。子育てラク・家事ラクのポイントになるのは、LDK の一角につくったユーティリテと、キッチンにつながるスタディスペースです。これらのスペースをぐるりと回れる動線にも注目して。

 

対面式キッチンからダイニング、リビング、バルコニーを見通せるプラン。どこで子どもが遊んでいても目が届きます。

 

二列のキッチンカウンターの間を広めにしたので、夫婦が一緒に立っても狭苦しくなく、ご主人が積極的に家事を手伝ってくれるそう。

 

キッチンからもLDからも入れるユーティリティ。快適に洗濯ができるうえ、小窓からLDにいる子どもたちの様子を見ることもできます。

ユーティリティを出ると、すぐに物干しバルコニーが。洗濯物を運ぶ距離が短いことも、家事ラクに大きく貢献しています。

 

子どもたちが本を読んだり宿題をしたりするスペースを、キッチンの並びにレイアウト。家事をしながらコミュニケーションをとることができます。デスクの背面の壁面収納には、子どもの持ち物をすべて収納。自分でお片づけしやすく、ものがあふれないようにママが注意するのもラク。

 

玄関のシューズクローゼット。家族はここを通って出入りするので、通過しながら靴や上着などを収納できます。

 

玄関ホールに設けた手洗いスペース。大人も子どもも家に帰ってきたら、洗面室に行かなくてもすぐに手を洗えます。

ケース2

水回りスペースと収納スペースを一か所にまとめ、家事動線の短縮に成功!

キッチンを中心に、リビング&ダイニング、洗面室・家事室・ウォークインクローゼットをプラン。特にクローゼットの配置に注目です。

 

ダイニングはコンクリートの土間。キッチンを対面式にして、ダイニングや外のデッキまで見渡せるようにしました。

 

ダイニングの一角に置いたデスクは、自宅で仕事をしている奥さまのワークスペース。仕事をしながらリビング&ダイニングにいる子どもたちを見守れます。

 

キッチンのリビング側には室内窓をとり入れました。ここから覗けばリビングにいる子どもの様子がわかり、声もかけやすくなります。

 

キッチンの奥が洗面室& 浴室。洗濯機もここにあるので、料理と洗濯の同時進行がスムーズにできます。子どもの着替えなどを手伝うのもラク。

 

キッチンには家事室がつながり、その奥にウォークインクローゼットがあります。「クローゼットは寝室につくる」というイメージをくつがえすプランですが、朝の身支度にもおふろ上がりにも便利なレイアウトだそう。

子育てをより快適にする、あったら良い住宅環境や設備とは?

子育て中のママたちに、おすすめの住宅環境、設備などを挙げてもらいました。選んだ理由にも納得! ぜひ家事ラク・子育てラクな家づくりにとり入れてみて。

 

< 住宅環境 >

  • 子どものワークスペース……LDK の一角につくると、宿題などを見てあげやすい
  • シューズクローゼット……ベビーカーや外遊びのおもちゃ、雨具などがすっきり片づく
  • 洗面室の収納……子どもの着替えをしまっておけると、ほかの部屋まで取りにいかなくてすむ
  • 玄関の手洗いスペース……子どもが帰宅してすぐ手を洗える。ただ、掃除する場所が増えるという面も
  • キッチンの勝手口……食品の買い置きや子どものおむつなど、かさばるものが多いとき、車から玄関を回らずに運び込める
  • 土間スペース……家の中でも子どもが外感覚で遊べる。ただし寒さ対策はマスト!
  • 引き戸の出入り口……開けっぱなしにできるので、赤ちゃんを抱っこしたり、大きい荷物を持ったりしているときの移動がラク
  • 室内窓……隣の部屋にいても子どもの様子がわかる

 

< 設備 >

  • 食洗機……毎日のお皿洗いはもちろん、ママ友が集まるときにも便利
  • 大型の洗濯機……子どもが多い家や、スポーツをしている子がいる家におすすめ
  • コードレス掃除機……食べこぼしをサッと掃除できる
  • 洗濯用シンク……部分洗いや上履き洗いのほか、お絵描き用の筆・パレットを洗ったりできる
  • 外水道……スニーカーやスポーツ用品、キャンプ用品などを外で洗える

子育てしやすい家・間取りを作る時に考えるべきポイントやコツ・注意点ってある?

子育てしやすい家を考えるときには、知っておきたい注意点もあります。そのひとつが「子育ての期間は5 ~10年なので、あまりとらわれすぎなくてもいいのでは? 」という考え方。住まいはそれよりもずっと長く、30年以上は使っていくことになりますよね。やはり家づくりにあたっては、子育て期間中だけでなく、そのあとの暮らしのこともしっかり考えておくのが正解です。

さらには「親が楽しめる家にしたほうが、子どもにとってもいい」という考え方もあります。親が生き生きと暮らしているのを見ながら成長することで、子どもも自分の好きなものを見つけやすくなる、というわけ。そのためには、自分たち夫婦がどんな家なら楽しめるかを考えて、プランに反映させるのがコツです。

まとめ

親にとっても子どもにとっても暮らしやすい家にするには、さまざまな考え方や間取りプランのポイントがあんですね。先輩ママたちから寄せられた意見も、参考になるものばかり。ぜひ子育てを目いっぱい楽しめる住まいづくりに役立ててください!

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